Yさんより

趣味で何か語学を始めようと40の手習いで始めた韓国語。ハングル検定4級に好成績で合格し、次はTOPIKとやらに挑戦してみようかなと軽い気持ちで受け始めました。

 2013年から、はじめのうちは腕試し、年に一度のお祭り程度のつもりで受けに行っていたのですが、最下級の3級にも「불합격」(不合格)という証明書が続けて2回も!届きました。今思うとこれがちょっと(かなり?)ショックだったんですね。独学に限界を感じて通信添削で勉強を始めると、3級、4級と合格していきました。(主婦の趣味としては・・・順調かな!?

 

ところが、またここで足踏み。2年間、4回も!4級に合格し続けたんです。つまり5級に受からないということ。 TOPIKⅡは中級と上級の問題が混ざっていて、点数によって合格級が決まるシステムになっています。聴解、読解、筆記の点数内訳もはっきり数字に表れるので、弱点が明確。「ドラマで鍛えた得意の聴解、もう少し点数取れるはずなのに・・・」「足を引っ張ってる筆記、せめて5点でいいから上げたい」と思ったりして・・・。

 

そこで、このころからは、「毎回必ず受ける!」と決めて、忙しくて試験勉強できないとわかっているときも、何も考えずに受験申し込みをし、とにかく試験を受け続けました(名古屋会場は年2回)。そうは言っても、5000円の試験代がもったいないので、たとえ直前の一週間でも必死で勉強するし、できなければできないで悔しい思いをするので、次に活きると思ったんです。点数は上がったり、下がったりしながら2018年、8回目の挑戦でようやく5級に合格。 そこで、また少々足踏みした後、「オリンピックの年までに6級合格したい」という私の目標は、コロナによるオリンピック延期のお陰で辛うじて叶うこととなったのです。あーよかった。本当に良かった。30年前の大学受験の時より必死でしたし、11年間、自分との闘いでもありました。

 

ところで、この間とてもラッキーな出会いがありました。ヒョンジュ先生との再会です(以前、単発で参加した韓国語料理教室の講師がヒョンジュ先生でした)。  TOPIK合格にこだわり、通信講座もやめて5級で完全にどん詰まりになっていた私に、コロナ禍中、天使のように現れた先生(本当にいつもかわいい♪)。「オンラインで、どのようにでも対応しますよ」と言ってくださいました。具体的には、生記事の読解や文法解説、筆記の過去問の添削など。これらが、完全に6級合格に直結したと思います。

 

ニュースの生記事は他の講座でも教材にしていたことがあったのですが、社会情勢や文化的な背景について理解できないと、本当につまらなくて、消化不良になりがちな教材だと思います。ヒョンジュ先生はTOPIKの過去問(特に筆記)の傾向を踏まえて、ティーン向けにわかりやすく書いた記事を選んでくださり、それを一緒に読解した後、わたしが書いた作文を添削し、さらに解説してくださいました。私が書きたいことをできるだけ汲んだうえで、上級レベルの文法表現も入れて点数が取れるように添削するのは、日本語ネイティブみたいな韓国語ネイティブのヒョンジュ先生だからこそできる指導だと本当に感謝しています。両国の社会や文化的な背景について比較しながら先生と一緒に考えることで、理解が深まった点もたくさんありました。

 

また、実はコロナ禍で名古屋会場は1年間試験が行われないという悲劇!?があったんですが、その間も週に1回先生の授業を受け続けることで学習のペースを保つことができました。 「宿題やらなきゃ!」は、大事な学習動機ですよね。 

 

ヒョンジュ先生の授業は、マラソンの折り返し地点を過ぎてクタクタになっていたところを、励ましやドリンクで栄養補給しながらゴールまで伴走してくれた! そんなイメージです。 진심으로 감사의 말씀을 드립니다.

講師からのコメント

合格おめでとうございます。11年間お疲れ様でした。お仕事や育児で多忙な中、最上級に合格!

永遠不滅の法則「継続は力なり」を証明してくださいましたね。

合格の喜びを分けていただき、本当にありがとうございます。

Yさんは合格後も、毎週オンラインでご受講頂いています。合格してからも夢のために日々頑張っている姿は尊敬しかありません。私だったらテキスト放り投げて休んでたと思いますが、(笑)Yさんは休むことなく、毎週勉強に励んています。忙しくて夢に向かってどんどん進めていくYさんを見習って、講師の私も頑張りたいと思います!

 

눈물 없이는 들을 수 없는 합격 체험기!! 인생의 N분의 1을 한국어와 함께 해주셔서 감사하고 앞으로 목표하신 일 다 이루시길 바랍니다!